この記事がおすすめな人
- 「不滅のあなたへ」原作漫画を読んでみようか迷っている人
- 「不滅のあなたへ」のテレビアニメに興味がある人
- 漫画・アニメ「聲の形」が面白かった人
- 漫画家、大今良時のことが知りたい人
- 「不滅のあなたへ」の情報が知りたい人
こんにちは!
三度の飯より漫画好き、おでん正宗です。
実はおでんは、「このマンガがすごい!」の2018年オトコ編で3位にランキングしたり、
NHKでテレビアニメ化もされた「不滅のあなたへ」に、
興味はあったけど作品テーマが小難しい感じがして、
つまらないんじゃないかと先入観を持っていて、
なかなか読まずにいたんです。
しかし、NHKのアニメ版を見てみたら面白くて夢中になってしまい、
その後、原作漫画も読んでみて、これまた気に入ってしまいました。
おでんと同じような人は結構いるんじゃないかと思っています。
この記事では、漫画・アニメ「不滅のあなたへ」のご紹介をします。
不滅のあなたへ NHKのTVアニメの原作漫画
書籍情報
- 題名:不滅のあなたへ
- 作者:大今良時
- 出版:講談社
- レーベル:講談社コミックス
- 既刊:15巻(令和3年7月2日現在)
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概要

「それ」は最初、何者かが投げ入れた玉であった。
「それ」は、刺激を受けることで変化し、石、狼、少年へと姿を変えてゆく。
少年は最初、人間らしい感情などなかったが、
幾人かのカギとなる人物の人生を通じて刺激を受け、
人間らしさを獲得していく。
少年は誰に何のために生み出されたのか?
少年が戦うこととなる敵とは誰なのか?
作者情報:大今良時
作者の大今良時は、岐阜県出身の日本の漫画家、女性です。
大今良時の代表作
- マルドゥック・スクランブル
- 不滅のあなたへ
- 聲の形
マルドゥック・スクランブルは、
冲方丁原作のSF小説が原作、原作は2010年の本屋大賞受賞している。
2010年~2012年に3部作でアニメ映画化されている。
聲の形は、
2016年に京都アニメーション制作で映画化されています。
障害をテーマとした作品であり、文部科学省とのタイアップとなっている。
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「不滅のあなたへ」の魅力

面白い・つまらないと評価が分かれる
「不滅のあなたへ」は、まったく面白さが分からない、つまらないと感じる人と、
面白いと感じる人、評価が二つに分かれる作品です。
しかし、「このマンガがすごい!」2018年の男子編3位に選ばれたことからも分かるように、
すごく面白いと感じる人も多くいます。
おでんも、すごく面白いと感じました。
おでんは、評価が極端に分かれる作品には名作が多いように感じます。
同じ大今良時さんの作品で「聲の形」も、
読んだ人で評価が大きく分かれる作品でした。
壮大で哲学的なテーマなのに、きちんとエンタメしている
「聲の形」の時も思ったのですが、
繊細で難しいテーマを題材としながらも、
作品はちゃんと、エンタメしていて面白く読むことができます。
フシの成長

最初「それ」と呼ばれた玉は、
名前もなく、感情も自我もないものでした。
ただ刺激に反応するだけの「それ」は、
狼の死に触れて「狼」に、少年の死に触れて「少年」の形になりましたが、
まだ感情や自我がなく人の形をしただけのものでした。
それが、エピソードが進むにつれて、
感情らしきものを表すようになり、
自我を得て、創造主の意に反する行動をも取るようになります。
その過程、フシの成長が私は面白く感じました。
NHK制作のテレビアニメ「不滅のあなたへ」

「不滅のあなたへ」は2021年4月にNHKでテレビアニメ化されています。
- 監督:むらた雅彦
- 制作:NHK
- アニメーション制作:ブレインズベース
監督のむらた雅彦さんはアニメーター、アニメーション監督で、
シャフト出身、「NARUTO-ナルト-」の映画や外伝に関わる他、GAINAX作品にも参加している。
ブレインズベースは、東京都三鷹市のアニメーション制作会社、
「デュエルマスターズ」「境界のRINNE」「夏目友人帳」「デュラララ!」などに関わる。
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宇多田ヒカル PINK BLOOD (アニメ「不滅のあなたへ」の主題歌)
テレビアニメ版「不滅のあなたへ」の主題歌は宇多田ヒカルの「PINK BLOOD」です。
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まとめ
アニメ・漫画「不滅のあなたへ」を紹介する記事でした。
「不滅のあなたへ」は、漫画家、大今良時さんの
「聲の形」「マルドゥックスクランブル」と並ぶ代表作のひとつです。
「すごく面白い」「つまらない」と評価が分かれる作品ですが、
評価が極端に分かれる作品には名作が多いと思います。
おでんは、すごく面白い作品だと感じました。
この作品は、哲学的で壮大なテーマを題材としながらも、
きちんとエンタメもしていると感じました。
刺激に反応するだけの「それ」と呼ばれた存在が、
何人かの人生(死)に触れて、
形を得て、感情を得て、自我を得て成長していく過程が、
おでんは、なんとも面白く感じました。
評価は分かれる作品ですが、おでんはおすすめします。
迷っているなら是非読んでみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
では、また!