こんにちは!季節はまだ冬ですが、ほんとうに好きな人はこんな季節こそキャンプを楽しんでいるものです。
この季節はソロキャンパーが比較的多く、静かに自分の時間を過ごしたい人には実はおすすめの季節なのです。
また、最低限の防寒の備えは必要にはなりますが、密かにソロキャンプデビューを企んでいる人にも、あまり人目を気にしないで良いのでおすすめの季節です。
とはいえ、標高が高い所や雪中キャンプなどあまりに気温が低い場所、危険な場所は避けてくださいね!エクストリームな場所は十分な経験と知識を身につけてから自己責任でどうぞ。
この記事では、おっさんのおすすめのソロキャンプに使う最低限の道具をご紹介したいと思います。
まずはテントを選ぼう!これがないとキャンプというより野宿に・・・
テントを選ぶ時のポイントはいくつかありますが、これからソロキャンプを続けていくなら長く使うことにになるし、あまりに安すぎるものはおすすめしません。頑丈(ポールがジェラルミンなど)で、組み立てが簡単で、使いやすい物(自立するなど)を選ぶのが結局は無駄なお金を使わなくて経済的です。
安いグラスファイバーのポールは使っている内に曲がってしまったりするし、組み立てが面倒くさいものは雨の日の撤収が大変だったり、そもそもキャンプするのが億劫になりかねません。また、数あるキャンプ場にはペグの打てない場所もあります。テント自体が自立するものでないと立てることもできません。また自立するテントは非常時等にはアスファルトの上にだって立てることができます。
これらのポイントを踏まえておっさんおすすめのテントをいくつか紹介したいと思います。順番は値段の安い順で、どれも名作と言って良いテントです。
mont-bell(モンベル)ムーンライトテント 3型
広告
月明りでも組み立てられるくらい簡単!ということでムーンライトテントと名付けられています。1型からありますが、1・2型は片側の天井が低くなっています。居住性が格段に良くなるので、個人的にはソロでも3型をおすすめします。漫画「ゆるキャン」の「りんちゃん」が使っているテントとしても有名です。前室が小さく見えますが、簡単な煮炊きができる程度には広さがあります。
ogawa(オガワ)ステイシー2
広告
寝室も前室もかなり広く使い勝手の良いテントです。前室にレジャーシートを敷いたり、ローチェア・ミニテーブルなどをセッティングすれば一人用のお座敷のできあがり。これは雨天時は便利でしょう。ターフいらずですね!
アライテント(ARAI TENT)ドマドームライト2
広告
使いでのある前室(土間)が便利です。前室部分のフライを調整することで解放感を調整することができるので開放的に過ごすことも、プライバシーを重視することも可能です。これだけ前室が広ければ雨天時も快適さを維持できるはず。おっさん、かつては一番欲しいテントでした。(今はムーンライトテント3が一番気に入っています。)山岳テントなので風にも強いです。
生死に直結!シュラフ(寝袋)選びは慎重に!
次にテントと同じくらい、いやそれ以上に大切なシュラフ(寝袋)の紹介をしたいと思います。なぜ大切かと言いますと、人間は寒すぎると死にます!生死にかかわるからです。また死ぬほどでないとしても寒いととても眠れませんから、「キャンプなんて二度とごめんだ!」となりかねません。
季節や場所によって気温は変わりますし、人によって代謝も違いますから、これがベストというのはなかなか難しいのですが、シュラフ(寝袋)には快適温度と限界温度の記載があると思います。おっさんの経験では快適温度の下限ではすでに寒く寝れたものではありません。限界温度域なんてもう生死の分かれ目、サバイバルレベルで実用域ではありません。行く場所の気温を調べて、十分余裕のあるシュラフ(寝袋)を持参しましょう。ホッカイロを使用したり、ペットボトル湯たんぽなんていう手段もありますが、まずは基本性能のよいシュラフ(寝袋)を用意するのが安心です。
値段と収納サイズが反比例
シュラフ(寝袋)は暖かくてコンパクトになるダウンが高価です。化繊は同じ性能だとかなり大きいですが比較的安価です。 例えばツーリングキャンプや徒歩ではコンパクトさが優先になるかもしれませんし、車での移動ではコンパクトさはそれほど問題にならないかもしれません。またダウンは濡れると性能が低下する弱点があるので環境次第では化繊の方が良い場合もあるかもしれません。
最近Amazonなどで某国製の安価なシュラフをよく見かけるようになりましたが、記載の性能があてにならなかったり、ダウンの処理が不完全で獣臭がしたりするものがあるようです。なかには本当に性能が高くてお買い得なコスパの良い商品もあるようですが、レビューをよく読んだりして慎重に選びたいですね。
mont-bell ダウンハガー シリーズ
おっさんのおすすめは、mont-bell(モンベル)さんのダウンハガーシリーズです。このシリーズはスーパーストレッチスパイラルシステムと言いまして
mont-bell(モンベル) さんの特許で135%の伸縮性を実現しており、窮屈さがかなり軽減されています。どのくらい伸びるかと言いますとシュラフ(寝袋)の中で胡坐がかけるほどです。mont-bellさんは安いとまでは言いませんけど、高性能の割には全般的にコスパが良いメーカーさんです。
ちなみにおっさんは、#3と#5を常用しています。#3で寒い所では重ねて使用することでかなり広い温度域で使用することができています。この様にして使用している人は昔から結構います。
広告
日本の老舗 ナンガ(NANGA) のシュラフ(寝袋)
こちらも愛用者の多い日本の老舗ナンガ(NANGA)さんのシュラフ(寝袋)です。性能は折り紙付き永久保証(全ての商品ではないようです)付というメーカーさん自信と良心、好感が持てますね。
広告
縁の下の力持ち!忘れちゃいけない マットレス!
テント・寝袋と紹介してきましたが、忘れてはいけない物がもう一つあります。冷たい地面からの底冷えを防ぎ、体圧を分散して快適度を上げるマットレス!地味ではありますが、家では床で寝ているというタフガイを除き、夏でもほぼ必須なものですのでご紹介します。これがないと小石ひとつ、小枝一つが気になってよく眠れないなんてことも・・・
あえての銀マット
広告
テントとシュラフ(寝袋)は、かなり良い物をおすすめしましたが、もしデビューしたてのソロキャンパーがドマドームにナンガのシュラフをそろえていたら、大抵のベテランさんからも「お兄ちゃん、良いの持ってんねぇ」という評価をもらえる反面、「ちっ!金持ちが・・・」と反感を買うとか買わないとか(笑)それを和らげるのがこの銀マットです。ベテランのおじ様たちからの好感度を上げ、キャンプしてる感をぐっと上げる良アイテムがこの銀マットなのです!
なにより、なるべく良いテントとシュラフを揃えたら、結構お金が掛かっているはず。節約したい人にとって銀マットは悪くない選択肢です。ホームセンターで1000円しませんから。
サーマレスト Zライト
広告

お値段8000円位でジャバラに折りたたみます。濡れても平気で折りたたんで座布団にしても良いのでその点で丸めるタイプのリッジレストよりこちらがおすすめです。地面の上で座っても尻が濡れないし冷たくない。ただし真夏の車内に長時間置いたりすると変形してしまったりします。あと銀マット同様嵩張りますが、雰囲気はあります。穴が開いたりしても空気漏れの心配もなく、片付けもめんどうくさくないので、これじゃなきゃっていうファンが多くいます。
インフレータブルマット
エアマットと違うのは、中にウレタンが入っているのである程度自動で膨らみ、ボヨンボヨンしすぎない点。おっさんは、一番快適と思います。ただ片付けが手間なのと、エアマット程ではないが穴あき空気が漏れると本来の機能が損なわれます。大抵修理キットが付属していますが、現地で穴を見つけるのは結構大変です。厚みは色々収納性と相談、もちろん厚くて広いほど快適ですが、収納性が悪くなります。
広告
mont-bell(モンベル)さんやTHERMAREST(サーマレスト)さんは一級品。キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)さんやNorthEagle(ノースイーグル)さんは良心的なお値段。もちろん高い物は良いですが、値段と性能が比例とまではいかないので、登山とかでなければ十分実用の範囲内と感じます。ちなみにおっさんは、montbell(モンベル)さんの50mmをバイクでも車でも持って行ってます。多少嵩張りますが快適です。
エアマット
エアマットの良いところは軽量でコンパクトなところです。デメリットは穴が開いたら使い物にならない(修理が必須)ことと、ボヨンボヨンとした寝心地です。エアマットは使っている人はいますが、登山ならまだしもキャンプ自体を楽しむ目的ではあまりおすすめしません。もし使うなら信用のおけるメーカーのものを使いたいですが、そうすると値段も張りますしね。バイクで極力荷物を減らしたい場合などにはありかもしれませんが、おっさんだったら、インフレータブルかサーマレストの上半身だけのを選ぶかなぁ、しかしミニマムを追求する人はいずれエアマットに行きつくんだろうなぁ。おっさんは、デビューは別の物が良いと思います。
ランタン(明かり)は単三か単四電池が使えるLEDが良い。
キャンプでの光源はどうしましょう。なくて死ぬって言うことはないと思いますが、キャンプするような場所は町中の様に夜でも明るくはありません。テントのガイロープにつまづいて転倒したり、夜は何もできなくなってしまうようでは困りますよね。テント内は基本的に火を使う明かりは適しません。ソロキャンプデビューする人が最低限必要な道具という点で考えると単三電池か単四電池が使えるLEDの物がおすすめです。また、トラブルに備えて2種類以上持っていくと良いでしょう。
メインランタンはジェントスLEDランタンSOL-144S など
広告
ソロキャンプではランタンは小型のもので十分です。ジェントスはホームセンターでも売っていてコスパも良いのでおすすめです。Amazonなどネットで買う場合はレビューをよく読んで評判の良いものを選んでください。安くてもトラブルの報告が多い物は避けた方が無難です。できれば防水が良いと思います。
サブの明かりはヘッドランプか、フラッシュライト+mont-bell(モンベル)クラッシャブルランタンシェードで!
広告
このmont-bell(モンベル)さんのクラッシャブルランタンシェードは大変便利なもので、手持ちのヘッドランプやフラッシュライトがこれをかぶせるとランタンに早変わり!超超軽量かつ超超コンパクトで巾着状なので、この中にヘッドランプや小さめのフラッシュライトを収納して置けば一石二鳥なわけです。
おまけ:簡易な調理器具と100均カトラリー
食事はカロリーメイトやコンビニパンでも良いわけで、最低限の道具とは言えませんが、お湯を沸かしてコーヒーを入れたり、缶詰を温めたりするだけでもぐっとキャンプの楽しさが増しますので、おまけとして書かせていただきます。
エスビット ポケットストーブ ミリタリー
広告
エスビットのポケットストーブミリタリーは、ミニマムな調理器具の一つです。固形燃料とケース兼ゴトクのセットでして、後々ちゃんとしたバーナーを買っても非常用にバッグに忍ばせておきたい一品です。火力と持続時間も十分でお湯を沸かすのもご飯を炊くのも楽勝です!
trangia(トランギア)の飯盒(はんごう)、メスティン!何この万能なやつ・・・
広告
スウェーデンのメーカー trangia(トランギア)の飯盒(はんごう)メスティンです。御飯がおいしく炊けて、そのまま器にもなる便利な一品です。もちろんラーメンでもパスタでもおでんでも作れます。ソーセージも肉も焼けます。使わない時は箸やスプーン調味料、ティーバッグ、スティックコーヒーなんかを入れて置けば良いですね。こんな良い物が2000円しません!ぜひ一つどうぞ!
たいがいの物は100均で揃う!ぜひ活用しよう!
その他こまごまとしたものは大概は100均で揃ってしまいます。例えばステンレスや樹脂製の食器類・はし・スプーン・ホーク・包丁・ライター・マッチはもちろん、小型のクーラーバッグや鍋・フライパン・キッチンペーパー・インスタントラーメンまで、ぜひ活用しましょう。
まとめ
今回はソロキャンプデビューに最低限必要なものというテーマで記事を書いてみました。おっさんの実体験に基づいて選んだものなので、なかなか実用的だと思うのですが、いかがだったでしょうか。
キャンプ用品については今後も色々取り上げていきたいと思いますので今後ともよろしくお願いします。最後まで読んでいただきありがとうございます。では、また!