こんにちは!
やらなきゃいけないことがあるのに、
なかなかやる気が出ないことって良くありますよね。
みなさんはそんな時どのように対処していますか?
車のエンジンをかける時って、
まず、セルモーターを回してエンジンを掛けますよね。
実は、それと似たことが人間でも起こっています。
エンジンが動き出すように、やる気が出てきたら良いですよね。
優秀な人って、これを知識的に知っていて実践しているか、
無意識に行っている場合がほとんです。
この記事では、やる気スイッチの場所、やる気を出す方法について書いていきます。
やる気スイッチの場所を教えます!

クレペリンの発見した作業興奮という現象
掃除や勉強、筋トレなどなど
嫌々始めたのに、いったん作業を始めると夢中になってしまう。
そんな現象を発見したのはドイツの精神医学者クレペリンという人です。
クレペリンは統合失調症や躁うつ病などの臨床所見をまとめ、
精神病の分類と体系化に貢献した人です。
まずは少しでも行動してみることで脳の側坐核が刺激されドーパミンが分泌、
やる気が出るという仕組みです。
内田=クレペリン検査
就職試験やアルバイトの面接なんかでやらされることのある1分ごとの足し算の繰り返しです。
実はあれ、能力面と性格や行動面の特徴を総合的に測定されています。
就職試験やアルバイトの面接がなかなか通らないなんて人は、
この検査が影響している可能性もありますが絶望はしないでください。
検査の結果は練習によって改善できるものです。
自分のことを客観的に判断するのってなかなか難しいですから、
自分でこの検査をやってみるのも有意義なことと思います。
広告
作業興奮を利用してやる気を出す

この現象を利用してやる気を出すことが可能です。
なかなかやる気が出ない時、まずはちょっとだけやってみると、
その作業が脳への刺激となって、案外勢いでたくさんできたりするものです。
やる気が出ない時に無理に頑張ろうとしても、
意識が【have to(やらなきゃ)】になってしまい、余計にやる気がでないものです。
勢いがついているときは【wan’t to(やりたい)】に意識が変わっているでしょう。
人間の潜在意識って基本的には現状維持したがるものです。
より良い自分になりたいなどと思いながら、
実は潜在意識ではまったく反対のことを考えていたりするわけですよ。
これも一種の恒常性と言えると思いますが、
元々備わっている仕組みには逆らわず、
うまく利用する方が効率的で効果的ですよね。
おでんは、この作業興奮という仕組みは、車のエンジンを動かすために、
セルモーターを回すのに似てると思うのですがどうでしょう。
具体的には、
- 問題集をやる時に、まずは最初の数問だけやってみる。
- 書類を作る時、まずは見出しだけ作ってみる。
- 筋トレする時、ハーフスクワット3回から始めてみる。
の様に簡単すぎるくらいからやってみましょう。
まとめ
この記事では、やる気スイッチの場所、やる気を出す方法について書きました。
それは、ドイツの精神医学者クレペリンが発見した「作業興奮」をうまく利用して、
意図的にやる気を出す方法です。
やる気がでない時には、まず少しだけ取り掛かると、
その作業自体が脳への刺激になって、やる気が出てくるという仕組みになっています。
人間に元々備わったこの仕組みに逆らわず、うまく利用してやる気を出してみて下さいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また!