こんにちは!
人に気持ちを伝えるのって難しいですよね。
仲良くしているつもりが、いじめになっていたり、
無自覚に人を傷つけたり、人間関係は葛藤だらけで、
でも人は一人では生きていけないとも思うおでん正宗です。
障害やいじめといったデリケートなテーマを扱った
「聲の形(こえのかたち)」というマンガがあるんですが、
2016年にはアニメ映画化もされています。
この記事では、その「聲の形」のマンガ、映画それぞれについて紹介します。
「聲の形」は、障害やいじめをテーマにした青春群像劇

作品テーマ、聲(こえ)の字に込められた意味
作品テーマは人と人が互いに気持ちを伝えることの難しさ、
聲(こえ)の字に込められた意味は、
聲という字は「声と手と耳」が組み合わせてできており、
気持ちを伝える方法は声だけじゃないという意味が込められています。
主要登場人物と印象的なセリフ
- 石田 将也(いしだ しょうや)
- 主人公「あの時 お互いのこえが聞こえてたら どんなに良かったか」
- 西宮 硝子(にしみや しょうこ)
- ヒロインの聴覚障害の少女「私と一緒にいると不幸になる」
- 植野 直花(うえの なおか)
- 元6年2組 「ごめんね石田…私がやること全部裏目にでるね…」
- 佐原 みよこ(さはら みよこ)
- 元6年2組「高めろ 自分を 変わり続けろ」
- 川井 みき(かわい みき)
- 元6年2組「私 本当は気づいてた 私が実はかわいいってことに」
- 永束 友宏(ながつか ともひろ)
- 高校同級生「友情ってのは 言葉や理屈…それらを超えたところにあると思うんだ」
- 真柴 智(ましば さとし)
- 高校同級生「僕はいつだって普通を目指してきた 僕は普通だよ」
- 島田 一旗(しまだ かずき)
- 元6年2組「石田に言うなよ」
マンガ「聲の形」
書籍情報
- 題名:聲の形
- 作者:大今 良時
- 出版:講談社
- レーベル:講談社コミックス
- 連載:2013年~2014年
- 既刊:全7巻
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作者情報 大今 良時
岐阜県出身の日本の漫画家、女性。
大今 良時の代表作
- マルドゥック・スクランブル
- 不滅のあなたへ
- 聲の形
マルドゥック・スクランブルは、
冲方丁原作のSF小説が原作、原作は2010年の本屋大賞受賞している。
2010年~2012年に3部作でアニメ映画化されている。
不滅のあなたへも2021年4月にアニメ化されている。
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アニメ映画「聲の形」
映画情報
- 制作:京都アニメーション
- 監督:山田 尚子
- 脚本:吉田 玲子
- 公開:2016年9月7日
アニメ映画版「聲の形」では、マンガ版にある自主映画作成や、
成人式のシーンはカットされています。
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監督:山田尚子、脚本:吉田玲子は、
「映画 けいおん!」でもタッグを組み、
日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞などの受賞歴があります。
文部科学省がタイアップ
アニメ映画は文部科学省とのタイアップです。
デリケートなテーマを扱った作品で、
道徳的・教育的な価値が高いということでしょう。
映画の主題歌 aikoの「恋をしたのは」
映画の主題歌はシンガーソングライターのaikoの「恋をしたのは」
胸に響く良い曲ですね。
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まとめ
障害といじめと言うデリケートなテーマを扱った「聲の形」のマンガとアニメ映画の紹介でした。
人によっては見て、「胸糞が悪くなった」という人もいます。
いじめのシーンもありますから、そういった感想を持つ方がいても当然と思いますが、
おでんは、この作品を青春群像劇だと思っています。
青春群像劇が胸をえぐってくるのは、良作の証拠だとも思います。
ちなみに一つだけネタバレしますけど、最後はハッピーエンドです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
まだ読んだこと、見たことがないという人は、ぜひ見てみて下さいね。
では、また!