こんにちは!
三度の飯より漫画好き、おでん正宗です。
中国の歴史漫画っていうと、
「三国志」などの三国時代の物が多いですが、
殷周時代の「封神演義」や、
秦~漢建国までの「項羽と劉邦」などもあります。
この記事では、
おそらく春秋戦国~秦建国までになりそうな
漫画「キングダム」を紹介します。
書籍情報
- 題名:キングダム
- 作者:原 泰久(はら やすひさ)
- 出版:集英社
- レーベル:ヤングジャンプ・コミックス
- 既刊:61巻(令和3年6月8日現在)
となりのヤングジャンプのwebサイトで、第1話が無料で読めます。
広告
作者情報 原 泰久(はら やすひさ)
原 泰久(はら やすひさ、1975年6月9日 – )は、日本の漫画家。佐賀県三養基郡基山町出身。男性。血液型はA型。東明館高等学校を経て九州芸術工科大学(現・九州大学)卒業。
現在『週刊ヤングジャンプ』で「キングダム」を連載中。
出典:wikipedia 2016.11.1
作者の原泰久さんは大学卒業後は、
3年間プログラマーとして会社勤めしていたそうです。
元勤め人だけあって非常に良識ある人だと以前何かの番組で紹介されていました。
また、2005年頃から4ヵ月間武者修行として「スラムダンク」や「バカボンド」などの作者、
井上雄彦さんの下でアシスタントをしていたそうです。
原泰久の代表作
キングダムの他は代表作もなく、読み切りをいくつか描いているのみです。
主要登場人物
中国の歴史ものだけあって、多くのキャラクターが登場しますが皆濃い!
あまりネタバレしてもいけないので最低限だけ紹介します。
信(しん)
主人公の少年。
戦争孤児で身分は低く、ほぼ奴隷のような扱いを受けていた。
己の腕一本で「天下の大将軍」になることを目指している。
漂(ひょう)
主人公の幼馴染。
信ともに腕一本で戦功をあげ、
「天下の大将軍」になることを夢見ていたが、
秦の国王 政(せい)に瓜二つであったことから、
影武者として士官させられ序盤に死亡する。
政(せい) 秦の始皇帝
若き秦国王で弟や実の母など国内外に多くの敵をもつ。
主人公の信(しん)とは主従を超えた友情がある。
河了貂(かりょう てん)
山民族の末裔の娘。
武功をあげて昇進していく信と一緒にいるために、
自身は軍師となることを志す。
羌瘣(きょう かい)
伝説の暗殺者の一族「蚩尤(しゆう)」の娘。
姉の仇討ちのため信(しん)達と行動をともにしていたが、
徐々に心を開いて飛信隊を自分の居場所と思うようになる。
「キングダム」の舞台は、春秋戦国時代の中国

「キングダム」の舞台は、春秋戦国時代の中国です。
春秋戦国時代って中国の歴史ではどれくらいにあたるのか、
ちゃんとイメージできますか?
中国の歴史物で比較してみましょう。
「封神演義」は一番古い殷周時代です。
「項羽と劉邦」は秦王朝の末~漢建国まで、つまり「キングダム」の後のお話です。
「キングダム」の政が秦の始皇帝で、
初めて中国統一を果たした後の話が「項羽と劉邦」
劉邦の建てた統一王朝漢王朝の末裔(と称していた)が「三国志」の劉備です。
つまり「項羽と劉邦」の後が「三国志」です。
- 封神演義 殷→周
- キングダム 春秋戦国時代~秦建国まで
- 項羽と劉邦 秦~漢建国
- 三国志 漢~三国時代
国が乱れて英雄が立つ。
戦乱の果てに新しい王朝ができる。
政治が腐敗して国が乱れる。
の繰り返しです。
ちなみに「水滸伝」は「三国志」の時代よりもずっとずっと後の話です。北宋、明の時代です。
「キングダム」とほぼ同時代の漫画に「達人伝」があります。
この記事もおすすめ

「キングダム」の魅力

主人公の成り上がり物語
「キングダム」は、主人公、信(しん)の成り上がり物語です。
身分の低い戦争孤児だった信が、成り上がっていく様は心躍ります。
飛信隊の仲間たちの成長物語
信の成長とともに飛信隊の仲間も成長していきます。
古参のメンバーはそれなりの役職についていきます。
中国統一王朝、秦の始皇帝の建国物語
「キングダム」は基本史実通りに進んでいるので、
最後は秦建国、政が秦の始皇帝となるはずです。
一つの王朝の誕生物語を見ていくのは面白いです。
「三国志」や「項羽と劉邦」とパターンは一緒です。
個性的な脇役達
中国の歴史ものだけあって、
非常にたくさんのキャラクターが登場します。
王騎を始め、その一人ひとりのキャラが濃いです。
ばっちり、キャラが立っています。
まとめ
この記事では、中国の春秋戦国時代の漫画「キングダム」をご紹介させていただきました。
おでんの考えるキングダムの魅力は
- 主人公の成り上がり物語
- 飛信隊の仲間たちの成長物語
- 中国統一王朝、秦の始皇帝の建国物語
- 個性的な脇役達
「キングダム」は、令和3年6月現在も集英社の週刊ヤングジャンプで連載中で、
単行本は既刊61巻まで出版されている大作です。
面白すぎて読み始めると止まらなくなりますから、休日等にまとめ読みされることをおすすめします。
読んだら絶対みなさんも王騎(おうき)というキャラのファンになることでしょう。
おでんにとっては、嬉しい限りです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
では、また!