日曜の夕方から仕事・学校行きたくないをアドラー心理学で改善してみる!

心と体の健康

こんにちは!

仕事のない日は、不思議と早起きできるおでん正宗です。

逆に、仕事で課題を抱えているときは、

月曜の朝どころか日曜の夕方から憂鬱です。

こういう症状を俗にサザエさん症候群とか、

ブルーマンデー症候群とか言うそうです。

みなさんは大丈夫ですか?

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日曜の夕方から仕事・学校行きたくないをアドラー心理学で改善してみる!

サザエさん症候群・ブルーマンデー症候群の正体は何だ?

サザエさん症候群(サザエさんしょうこうぐん)とは、日曜日の夕方から深夜、「翌日からまた通学・仕事をしなければならない」という現実に直面して憂鬱になり、体調不良や倦怠感を訴える症状の俗称である。

主に学生や会社員など、月曜日から学校や勤務が始まる人に起こりうる症状とされる。ごく軽度のうつ病の一種とする説もある。ただし、夏休み中や冬休み中などの長期休暇の場合は翌日の月曜日も休みのためあまりなる人がいないこともある。

世界的にはBlue Monday(ブルーマンデー)と言われ、休日明けの物憂い月曜日として広く認識されている。

出典:wikipedia 2016.10.30

憂鬱の正体は学校や仕事に対する不安みたいですね。

おでんは、今年アドラーの本を読んだのですごく影響されています。

アドラーは「人間の悩みやすべて対人関係の悩みである。」と言っています。

学校や仕事にかかわる対人関係のストレスが原因になっている気がします。

仕事自体は好きなのに日曜の夜は憂鬱という人も、

お客さんとか上司とか同僚とか対人関係のストレスが全くないという人はいないと思います。

サザエさんは日曜日の夜に放送しているというだけで、とんだとばっちりです。

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アドラーの心理学で解決を図ってみる。「人間の悩みやすべて対人関係の悩みである。」

憂鬱の正体が対人関係のストレスならば、アドラー心理学はかなり使えます。

使えますと言ったのは、おでんはアドラー心理学を一つのツールのように考えているからです。

アドラーの理論が正しいか間違っているのかは、正直わかりません。

100%正しいとか、逆に間違っているということはないでしょう。

しかし、アドラーの心理学がうまくはまる場合は使えば良いのです。

ツールは沢山持っていて適材適所で使い分けるのが良いと考えています。

原因論ではなく、目的論で考える

アドラーは原因論では問題は解決できない。目的論で考えるべきだと言っています。

つまり何かしらの原因があって日曜日の夜や月曜日に憂鬱になるのではなく、

何かの目的を達成するために憂鬱になっていると考えるわけです。

この考え方はなれないと難しいですね。

おでんの場合を例に考えてみましょう。

憂鬱になるメリットはなんだ?どんな可能性の中に逃げ込んでいるのか?

おっさんは、何のために日曜日の夜や月曜日に憂鬱になっているのか?

アドラー心理学的には、何かしらおっさんにとってのメリットになっているはずなんですよ。

休日の不規則な生活を正当化するため?

仕事がうまくいかないのを、正当化するため?

月曜に仕事をサボる口実?

おでんはどんな可能性の中に逃げているのか?

自分の劣等感を直視しないために、憂鬱を作り出しているのでは?

そうですね、おでんの場合は自分の劣等感を直視しないで済むように、

憂鬱を作り出している気がします。

「なぜ」ではなく「どうやって」を考える。

憂鬱になる目的が分かったら、次はその対処法です。

アドラー心理学では「なぜ」と原因を考えるのではなく、

どうやって」解決するかを考えます。

自身の劣等感から逃げずに解決していくにはどうしたら良いのか?

アドラーは「自分の不完全さ」を認めることが大事だといいます。

そうすることが、優越コンプレックス劣等コンプレックスから脱却して本当の自己肯定感を得ることにつながります。

おでんも自分の苦手な分野が仕事で足を引っ張っていることを認めます。

自分の弱さと向き合うことって楽ではないです。

だから、漠然とした可能性の中に逃げ込んでいたんですね。

しかし、それでは不安をなくすことはできませんね。

対策:ノートに書き出して前向きに取り組んでみる。

おでんは、自分の弱点を箇条書きに書き出してみました。

そしてそれらに一つずつ前向きに取り組んでいくことにしました。

不思議なもので、ノートに書き出していく段階で心がスーッと楽になったんですよね。

自分のことを客観的に見ている感覚です。

漠然とした不安でいっぱいいっぱいになっている人にはおすすめです。

人間はみんな不完全なんだ。それでも価値ある人間なんだ。

ここまでの過程で劣等感が決して悪い物じゃないんだって実感できます。

人間、劣等感があるから成長できるんですもの。

人間はみんな不完全なんだ。

それでも価値のある人間なんだ。

ってここまで来たら、大分楽になりませんか?

課題の分離

少し話は変わりますが、みなさんは他人の課題と自分の課題をごっちゃにしてしまっていませんか?

例えば相手が自分をどう思うかっていうのは、相手の課題です。

相手に好かれようとして、自分の意志と違う選択をするのは、それはストレスになりますよ。

アドラーは「嫌われる勇気」を持つことでしか、人は自由にはなれないと言っています。

ここで必要になる視点は「その課題は自分の影響の内か外か?」っていうことです。

自分の影響の外にあるものに対しては、「割り切り」が必要です。

それは全然悪いことでも逃げでもありません。

また、人間関係で苦しくなった時は、一歩引いてより広い視点で状況を見てみることです。

人間辛い状況にいる時は、まるでその世界が全てのように錯覚しているものです。

他者貢献と共同体感覚

共同体感覚には階層があります。

家族、地域、国、人類、しかしアドラーは人はみな共同体の一部であり、人が幸福感を得るためには共同体感覚が必須のものであると言っています。

そして共同体感覚を得るたに必要なのは他者貢献感です。

福祉やボランティア活動が、他者のためだけではないということが感じられませんか。

「情けは人のためならず」という言葉の本当の意味が分かりますね。

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まとめ

おでんの場合を例に、アドラーの心理学で月曜日の憂鬱、ブルーマンデー症候群、サザエさん症候群と呼ばれる憂鬱さの克服を図ってみました。

アドラーの心理学の考え方ってなれないとなかなか難しいですよね。

しかし不安と向き合いながら、前向きに取り組んでいくためのツールとしてはおすすめです。

繰り返しますが、決して簡単な方法としてご紹介するのではありません。

それでも、おすすめしたいんです。

おっさんも、まだまだ理解が足りません。

人の成長にともなって、より深い理解へとアドラーの心理学も階層的であるように思います。

岸見一郎氏著の「嫌われる勇気」、「幸せになる勇気」はおっさんにとって特別意味ある本です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

乱文乱筆ですが、少しでも皆さんのお役にたてていましたら嬉しいです。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

では、また!

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