4歳の壁とは|子供の成長の転機、親としてできること・子育てのコツ

子供・子育て

こんにちは!

娘と息子の2児の父、おでん正宗です。

娘はちょうど9歳の壁にぶち当たっていて先日記事を書いたばかりですが、

息子は息子で4歳の壁の真っ最中です。

今回はの記事は、子供の4歳の壁について書いていきたいと思います。

子供の成長の転機、9歳の壁とは?親としてできること
子供の成長の転機の一つである「9歳の壁」とは?その意味と特徴、自分の子供を育てた時の実体験に基づきながら親としてできることを解説します。
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4歳の壁とは

生まれてから4歳前位まで子供は急激な成長をとげますが、

このころから成長のスピードは少し落ち着くようになります。

ただし大脳の機能の向上により認知機能には大きな変化がおとずれています。

大まかな時間と空間の理解、自己と他者の区別がつくようになり

他人の気持ちが分かるようになってきます。

なんだ良いことばかりじゃないかと思うかもしれませんが、

4歳の壁といわれるにはわけがあります。

この大きな変化の中で、子供自身も揺れているのです。それはもうグラグラと!

それで、泣いたり怒ったりと情緒が不安定になったり、

わがままを言ったりして周囲を困らせることが多いので壁と呼ばれるのです。

4歳の発達、壁を越えたところには大きな成長がある

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4歳の壁9歳の壁も、成長の過程はいつも大変なんですが、

無事超えることができたなら子供は大きく成長します。

例えば

  • 自分と他者の区別がつくようになり、他人の心情を理解するようになる。
  • 空想と現実の区別がつくようになってくる。
  • スキップができるようになるなど、運動とバランス能力が向上する。
  • 手先が器用になり細かい作業ができるようになる。
  • 過去、現在、未来など、おおまかな時間の感覚が分かるようになる。
  • 上下、近い、遠いなどおおまかな空間認識ができるようなる。
  • 大人の話し方を真似たり、良い言葉も悪い言葉も含めて語彙が増える。
  • 1~10位の簡単な数字が分かるようになる。
  • これまでより具体的な絵が描けるようになる。

我々大人はどう対応したら良いのか?

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わがまま言ったり泣いたり怒ったりする子供に対して、我々大人はどう接したら良いのでしょうか?

イライラしないで見守る

なかなか難しいんですけど、イライラしないで見守るのが基本です。

他者に対して寛容になるっていうのは、

自己肯定感にもつながり親にとっても得るものは多いです。

(子供と一緒に親も成長するのです)

それから、子供が騒ぐ→親がイライラして怒る→よけい泣きわめく→さらにストレスがたまってイライラ

みたいな、悪循環は不毛だし、こどもの成長にとっても良くないです。

怒られているときの子供って、

思考力が低下して大人が期待するほど効果もないんですよ。

ただ単に恨まれるだけだったりします。

ただ、見守るっていうのは放置するのとは違います。

この頃のこどもは運動能力も向上して少し危ないこともしがちです。

危ないときは対処できるように、良く見ていてあげましょう。

話をできるだけ聞いてやる

この頃のこどもってしつこいくらいに話しかけてきますよね。

親もいろいろ忙しくて、自分の時間もあまりないですけど、

できるだけ話を聞いてあげたいですね。

親が必要な時だけ話しかけるのはあまり良くないです。

自分の話を聞いて欲しいときは、

先に相手の話をタップリ聞いてあげるっていうのは対人関係の基本ですが、

親子だって一緒です。

過度な期待をしないこと

4歳になって空間認識や時間の感覚など認知機能は飛躍的に向上していますが、

まだまだ完全ではありません。

必要以上に大人として扱わないようにしましょう。

ちなみに、この失敗は父親に多いようですよ。おっさんもそうでした。

逆に母親は必要以上に子供扱いしてしまう傾向があるようです。

まとめ

こどもは発達の段階で何度か壁に当たりますが、

上手に乗り越えていくコツは、

  • イライラしないで見守る
  • 話をできるだけ聞いてやる
  • 過度な期待をしないこと

遊ぶべき時に十分に遊んでいなかったりすると、後々で躓きやすくなってしまいます。

子育って日々大変で、心の余裕をなくしてしまいがちですが、

親がイライラしないように自分のストレスのマネジメントにも気を付けたいですね。

仕事のでのストレスでイライラして、こどもに八つ当たりしたりしないように、

親も上手にストレス解消していきましょう。

悪循環から抜け出せなくなったら、誰かに助けを求めることです。

みなさん、子育て一緒にがんばりましょーね。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

では、また!

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