まだ読んだことないの?ジュール・ベルヌの3作品の偉大さを解説

こんにちは!

皆さんはジュール・ベルヌの小説は読んだことはありますか?子供の頃、読書が好きだった人は読んだことはないまでも、きっとそのタイトルを聞いたら、「あー、あれね!」となるでしょう3作品を取り上げて、その偉大さをおっさんなりに解説したいと思います。

十五少年漂流記

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タイトルそのままですが、原因不明の事故で無人島に流れ着いた15人の少年たちの物語です。少年たちの弱さ、たくましさ、英知、おろかさ、様々なトラブルを彼らなりに解決していくところなどが見どころです。

関連作品

マンガ|漂流教室 楳図かずお

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漫画家、楳図かずお氏の代表作。少年たちのいる教室ごと、オカルティックでSFな異世界へ漂流してしまうというお話です。

アニメ|機動戦士ガンダム

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なんと、あの富野由悠季氏の「機動戦士ガンダム」、初期の企画では宇宙版の「十五少年漂流記」だったそうです。主人公アムロ=レイのモデルは「十五少年漂流記」のジャック!「十五少年漂流記」で少年たちが大統領を選出するというできごとがありましたが、初代大統領にえらばれた年長者のゴードンがブライトのモデルだったのでしょうか。そんな風に考えながら読んでみるのもまた、楽しいですね。

アニメ|銀河漂流バイファム

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「機動戦士ガンダム」の後、改めて「十五少年漂流記」をモチーフに作られたのが、この作品です。より「十五少年漂流記」に近い感じがしますね。

アニメ|その他

他にも「蒼き流星SPTレイズナー」「無限のリヴァイアス」などなど、往年の名作ロボットアニメが数多く挙げられます。

当時のロボットアニメの主人公達に少年が多かったのは直接的・間接的に「十五少年漂流記」の影響を受けていると思います。これからもそういった作品は多くつくられていくでしょう。

海底2万マイル

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次にご紹介する作品は「海底二万マイル」です。この作品を読んだことがない人でもノーチラス号やネモ船長という名称に聞き覚えがある方は多いでしょう。ちなみに元々は「海底二万リーグ」、リーグという単位があまりピンとこないでしょうが、当時の人もそうだったようで、「海底二万哩」「海底二万里」「海底二万マイル」などと色々なタイトルがあります。

関連作品

小説|神秘の島 ジュール=ヴェルヌ

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ジュール=ヴェルヌ自身によって書かれた作品で、「十五少年漂流記」と「海底二万マイル」両方をモチーフにしたような作品です。「海底二万マイル」では謎の多かったネモ船長、(“nemo”はラテン語で”誰でもない”の意)の正体がこの作品では明かされています。

ディズニーによるアニメ化とアトラクション化

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「海底二万マイル」はディズニーによりアニメ化され、ディズニーシーのアトラクションにもなっています。

アニメ|ふしぎの海のナディア

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おっさんの中学生時代の名作アニメです。制作はガイナックス、岡田斗司夫氏や庵野秀明氏などが関わっています。本作は「海底二万マイル」「神秘の島」がモチーフと聞いております。サーカスの少女と発明少年!この褐色の肌の少女は、当時中学生だったおっさんに、女性というものがどういうものか色々教えてくれました。女性の良いところも嫌なところもしっかりと描かれた作品でした。

八十日間世界一周

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この作品が書かれた時代、蒸気船や鉄道などの普及により世界一周が現実味を帯びてきた時代だったようです。それでも、まだ世界旅行には様々な危険が伴う時代でもあります。

一人の紳士フィリアス=フォッグは八十日間で世界一周できると主張し、財産の半分を投じて掛けをします。ちょっと間抜けな執事パスパルトゥーを伴い旅に出ますが様々なトラブルや美女との出会いなどあり・・・というお話です。

関連作品

ヴェルヌの「八十日間世界一周」に挑む マシュー=グッドマン

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Youtubeやニコニコ動画で岡田斗司夫氏が紹介していて知った作品です。この作品を読むと「八十日間世界一周」が書かれたころの時代背景やジュール=ヴェルヌ自身のことなどが良く分かります。

ネリー=ブライとエリザベス=ビズランドというタイプの違った二人の女性記者が八十日間未満での世界一周に挑みます。作中ジュール・ヴェルヌやラフカディオ・ハーン、ピューリッツァなど数々の著名人も登場し大変面白い作品です。

映画|80デイズ

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ジャッキー・チェン、スティーブン・クーガー、アーノルド・シュワルツネッガーなどが出演するディズニー実写映画で、「八十日間世界一周」のリメイクです。

ジュール・ヴェルヌの3作品の偉大さとは

ジュール・ヴェルヌの作品の中でも特に有名な「十五少年漂流記」、「海底2万マイル」、「八十日間世界一周」と関連作品のほんの一部をご紹介してきましたが、この関連作品の多さこそが作品の偉大さを示しています。

ここまで時代を超えてモチーフとなったり、リメイクされたりというのは元の作品に普遍的な面白さが隠されているからではないでしょうか?

しかもその面白さというのは3作品でそれぞれ異なっています。「十五少年漂流記」では少年たちの成長、少年なのに大人みたいにしなければいけないジレンマや少年ゆえの未熟さが生む失敗など、「海底二万マイル」では機械の格好良さ、未知の世界への好奇心と恐怖、冒険など、「八十日間世界一周」ではフィリアス・フォッグとパスパルトゥーの対比によるコメディー要素やロマンスなどと3作品それぞれ違った面白さを持っていながら、それぞれが現代でも通用するぐらいの普遍さをもっているのです。

そこがジュールヴェルヌの3作品の偉大さだとおっさんは思います。

現代の子供たちにも読んでもらいたい

これら3作品、もっとも読まれたのは、おっさん今年で43歳になりましたが、おっさんよりも1つか2つばかり前の世代だと思います。

おっさん世代はその人たちが大人になってから作った「ガンダム」や「バイファム」「ふしぎの海のナディア」などのアニメーションや「漂流教室」などの漫画、「80デイズ」などの映画などの方が馴染みが深いのではないでしょうか。

もちろん子作品から孫作品とどんどん枝分かれするように受け継がれていくようなことかもしれませんし、どの時代でも本好きな子供たちはヴェルヌ作品くらいは読んでいるかもしれません。(演劇におけるシェイクスピアのように)

それでも、きっと世代を経るごとに原点となるヴェルヌ作品を読んだことがないっていう人は増えているとも感じています。

まことにエゴながら、おっさんは現代の子供たちにも是非読んで欲しいなーって思ってしまいます。

まとめ

ガンダムやふしぎの海のナディアなど往年の名作アニメや小説、映画などの原点ともいえるヴェルヌ作品3作品をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?

皆さんは、「機動戦士ガンダム」の主人公アムロ・レイのモデルが「十五少年漂流記漂流記」のジャックだなんて知っていました?少なくともガンダムという作品ほどは知られてはいないとおもいます。

今回紹介した3作品はそれぞれ全く違う話ですが、それぞれ普遍的な面白さをもっていると思います。当然現在の子供たちでも面白いと思ってくれるはず!おっさんはエゴですが、現在の子供たちにこれらの作品を是非読んでもらいたいと思うのです。もちろん、この記事を読んでくださった皆様も、まだ読んでないよ!っていう方がいましたら是非読んでみてください。面白いですよ。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

では、また!